◆将来が不安で仕方ありません…どうすれば道がひらけるでしょうか
( みんと。さん・30代・近畿地方在住)
未だに自宅で両親と住んでます。百貨店の契約社員をしてます。 一生食べてゆける仕事ではなく、結婚のメドもありません。両親は仏壇に手を合わせ「一人で生きてゆける力が付きますように、よき伴侶とのご縁がありますように」と毎日朝な夕なに祈っております。 将来が不安で仕方ありません。 おまけにアトピー性皮膚炎持ちで、見合いする際には伏せておき、いざ本当に結婚できたら言え、と言われてます。将来が不安で仕方ありません。 38歳の時、手相では「40歳で収入の危機が来るから、今から収入の道を探しておきましょう」と言われました。 けれど、それが叶う人間なら、こんな相談は差し上げないでしょう。 将来が不安で仕方ありません。 仕事も覚えが遅く無能です。 何か出来る仕事は無いか?と20代より探しております。 自分の実力不足、努力不足を肯定して周囲が悪いのだ!と言う気は毛頭ございません。 |
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わたしは結婚したいのですが、どうすればまともな結婚が出来ましょうか? 過去に見合いもしました。結婚相談所にもいました。 どうも私は根本的に男性から好かれない、以前に男性の目には私は「馬鹿にしてもいいヤツ」に見えるらしく徹底的にバカにされます。およそ一人前の社会人の神経で出来るとは思えないほどの扱いを受けてきました。殆ど「イジメ」です。 見合い以前に職場の同期のイジメが元でうつ病になり、男性恐怖症になりました。 向こうから来る男性が自分を見て自分を嘲笑したように思えてオフィス街を歩くのが怖い時期もありました。 男性に限らず、もともと人から好かれないタイプの人間です。 結婚するにしても仕事するにしてもどうすれば良いのでしょうか?将来の生活に向けてどうすれば道が開けるのかをご教示いただきたく思います。 |
樹実の占い方 使用タロット:ウェイト版タロット【未来を予想せず、あらかじめ設定するというカード展開法を用います。】 ウェイト版使用・計14枚展開 逆位置は "▼" で表記しています。 今回は「どうすれば人生が切り開けるか?」といった大きなテーマを扱うこととなりました。 このテーマは仕事、恋愛、結婚と広い範囲の事柄を含みます。効果的なリーディング方法を模索した結果、いつもとは違う技法を採用することにしました。 まずはその技法に関する前書きから始めたいと思います。 通常タロット占いでは「結果」「予想」というのを偶然に展開されたカードで読み解きます。 「現在の状況的には、この様な未来を引き寄せやすいですよ、望むべき未来のためには、 今こういう事をしましょう。気付きましょう。」といった具合です。 通常の占いでは未来ほど「予知」という要素に委ねます。今回は、ここの概念をちょいと変えるのです。 (既存のスプレッドにも似たようなものが存在します。それらを参考に樹実流にアレンジしたスプレッドを使用します。) 樹実の根底にあるコンセプト「望むべき未来を自分で創るための占い」という点は変わらないのですが、 まず、この「望むべき未来」「切り開く未来」というのを絶対条件にします。 もう何があろうと「この未来しかありえん!」という具合です。 進んだ先に必ず「良い未来」あると先にカード上で保証しちゃうのです。 …という訳で、みんと。さんの「未来のカード」だけは、偶然のカード展開に委ねません。 まず、みんとさんのお話を伺った上で、理想的な将来を象徴するカードを1枚、樹実がカードの持つ象徴を考慮しつつ絵柄を見ながら選びます。(これを未来設定カードとします。) そして、そのカードに必要な要素、つまり「みんと。さんの未来」に必要な要素を他のカードで見ます。(これは通常のカード展開法で偶然出たカードで、何か出るかはわかりません。) 展開するカード枚数は多いですが、原理はシンプルです。 このカード展開法のねらいは二つです。
●全ての要素が「未来設定カード」へと向かうべき要素とみなす。全ての事象はこのカードの
一つの要素として捉える。つまり「望むべき未来を引き寄せる」とは現実的にどういうことなのかをカードで分析する。
その為、通常の解説とは少し異なり、基本的に全ての解説は「望むべき未来」の裏付けとなります。
ネガティブな要素もポジティブなものも全てです。要は「サクセスストーリー」をタロットで作り上げるのです。
そしてそれを実際の人生に映していくような解釈をしていくのです。そこから「道しるべ」を見いだす訳です。●「未来」を設定することで、より現実的なアドバイスを見いだす。(どんなにネガティブなことも必要要素、道筋になり得る。) どれだけ望むべき未来への架け橋が見えなくとも、またトントン拍子に進もうとも「未来」は一つ!「望むべき未来」だけ。 どんなことがあってもそこに達するというのが大前提です。しかしこれは決して、お気楽で楽観的なだけの「気休めリーディング」をしたい訳ではないのです。 ちょっと極端な言い方をすれば「ヒーリング」や「カウンセリング」的なものを狙っている訳でもないのですよ。 それにはそれに相応しいもっと効果的なセッション方法があるでしょうし…。(結果的にそうなるのは理想的ですけど…) やっぱり私が実施する限り、ねらいは「効果的なリーディング・カード解読・通訳」です。 リーディング的には未来へ向かって「どういう道筋が必要か」をカードで観察するねらいがあるということはもちろんなのですが、 あとは純粋に占い師としてクライアントさんの「望むべき未来」への祈りを一つの技法として形にしたかったわけです。 これは私の占いに対するコンセプトを如実に表した切り口、技法ではないかと考えています。 ある意味「占い」ではない印象を与えるかも知れませんが、「人生を占う」という点は多分に含んでいると考えます。 まあ、私のうんちく、前置きはこれぐらいにして、実際のリーディング結果を述べていきます。 (以下カード解釈に関しては文字数省略のため文体を〜だ・〜でといった常体にします。)
【1〜3までのカードを総合して解読できること】
三枚とも「火」に相当するカードである。「未来」に対してご本人のモチベーションや行動力が鍵を握る。しかし現在はその点において不足していると言わざるを得ないカードの配置である。ミント。さんの「こうありたい!」という願いに火が付いたら未来へ行くのはスピーディになるのだと推測できるし、恐らくそこに至る根拠に「深い理由」は必要ないのだと解釈出来る。しかしそうできない理由がありそうだ。 {注釈)ここまでに展開した3枚のカードはこのテーマの大枠を示す。
次にこの望むべき未来への道筋(シナリオ)を見る。 以上、各カードのが担当してくれた意味を出来る限り簡潔に解説してみました。 次に続くアドバイスではカード全体を見渡してみて、どんな情報が浮き上がってくるのかを見ていきたいと思います。 |
ヒタチの占い方 使用タロット:トート<テーマ1>みんと。 さんの総合的状況・予測 トート版使用・15枚展開
カード展開の特徴: <テーマ2>カード数字合計によるカードからのアドバイス <テーマ1>の展開結果によるカードからのアドバイスです。
カード展開の特徴: |
樹実からのアドバイス テーマが大きいので全ての問題を包括するため、アドバイス内容もどうしても漠然とした内容になってしまい、文章上わかりづらい点もあると思いますが、 まずは、カードを読んでいて頭をよぎったことを出来るだけ表現してみたいと思います。それはそれで何か意味のあることかも知れませんしね。 まず「未来設定」に向かう13枚のカード全体の傾向を見渡してみると、ご相談内容ではとても「行き詰まり」感があるのですが不思議とカードからはそのような「どん詰まり」な感じは出てきていないのです。確かに「上手くいっていない」状況であるし、ストレスも沢山感じてらっしゃる現状なのです。だけど、カードを純粋に解読し、一言で言うと「未来設定」カードに向かって、「あれ、なんとかなるじゃん。」なんです。(すいません軽い言い方で) 今回は仲の良い友人にアドバイスするように、親しみを込めてスバズバ書いてしまおうかと思います。その方がわかりやすいですし、伝わりやすいですしね。それに、全ては望むべき未来へ集約されるというストーリーになっているので、どんな言葉も良き未来の要素として捉えていただければと思いますし。 そして、その上でみんと。さんの現状と照らし合わせてみたいです。恐らくその方がカードのメッセージが伝わりやすいのではないかと思います。 まず、カード全体から浮き上がってくるポイントは以下のようになります。 ★過去の経験からの精神的な解放が未来へと続く。 (【杯6▼】→【金貨5▼】) こだわっている内は進めない。今も続いている「辛いこと」に関しては周囲は変えようがないので、みんと。さんの意識を変えていくしかない。その上で自分の「やる気」「アイデア」を重視してOK。ある意味、周囲のと戦いではなく自己との戦いとも…。 (【棒5▼】&【棒1】▼) ★望むべき調和の取れた未来への具体的な手段・足がかりは「仕事の充実」である。 (【金貨9】&【金貨6】) ★未だに、みんと。さんの底力【杯1】は発揮されていない。発揮できなかった大きな理由もあるだろう。【棒5▼】 また発揮しても無駄ではなかろうか…、【棒1】というお気持ちもあるだろう。 ★現在の本人の価値観や周囲の評価(思惑)とは関係ないところに、みんと。さんの幸せはある。(他人の物差しでは測れない) 【剣7▼】 そして、これらの情報が出てくる元となる問題点は実は一つなのです。 みんと。さんご本人は、鑑定前の私たちとのやり取りの中で >最低限「自分で食べてゆく」ことすら出来ない人間は世間から「落伍者」と見なされますから。 とおっしゃっていました。 「職場のお荷物的な存在にならないこと。」を生きていく上での条件とされていますが、これが経験上実感されてきたことだからこそ「そこだけはなんとかしたい」「お荷物になるのは避けたい」のでしょう。今の社会情勢や、みんと。さんのこれまでの周囲から受けてきた反応から言っても当然のお考えだと思います。 でも、私の解釈に基づいて表現させていただくとするなら、それは実はみんと。さんにとっては「ここから先に進むとか、それ以上とかは自分はがんばらなくてよい」という枠に過ぎないのです。矛盾している論理ですが「しんどい状況であり、どこか楽な状況」を選んでらっしゃるというわけです。まあ、でもこれは人として自然なことでもあります。 人は自分の限界を知るまで何かを追究することは余りしないものです。どこか真の限界を知る前に自分で限界を設定するという生き物ではないでしょうか? 年齢や経験や一般的な計算から「もうこの辺が自分の限界だろう。」と設定し、自分の居場所や生き方を設定していきます。その方が大抵の場合「安全な人生」に繋がるのですから…。 だから、みんと。さんの現在の価値観やお考えも当然のことなんですね。それに、みんと。さんの場合、人の何倍も自分に出来る事というのを追究されてきた上でのことだと思います。 …でも、悲しいかな、みんと。さんの場合においては、その枠(自分の限界設定)が今の「足かせ」になっています。安全策になっていないのです。 誤解のないように言うと樹実自身は、みんと。さん努力が足りないから、枠を打ち破って限界まで走れ!「がんばれ!」といっている訳ではありません。もっと無理のない方法があるのではないか?と伝えたいのです。既に持ってらっしゃる物でもっと楽に生きられるのではないか?と思うのです。 「基本的に仕事をする能力に欠けているので、職を変えたりしても無駄」 とお考えかも知れません。 恐らく今回のご相談内容は「みんと。さんの適職はXXXXXXです。」という情報を欲してらっしゃるのではないと思います。では私たちはどういった情報をお伝えすればいいのか?…それは多分、みんと。さんが見ているようで見ていないこと、認識しているのだけど、視点が定まらなくて無視していることに焦点を合わせていただけるような情報。といった、とっても漠然とした物のように私は感じています。だからこそ、私はさっきから説明じみた、説教じみた論理ばかり並べてます。 一番の根拠となるカードであり、注目していただきたいカードは、みんと。さんの底力に関して展開された 【杯1】 です。今回はこのカードに導かれて全文を書いていると行っても過言ではありません。カードの声は、ズバリ「能力出し惜しみしてるぜっ。」です。ですから樹実としてはそのまま、「えーーー? 工夫次第で仕事もなんとかできるんちゃうん。」と、深刻なご相談内容を脇にいうしかないのですね。単なる人生相談ではなくタロットに基づいていっていうので忠実に告げるとどうしても、そうなります。 また、みんと。さんの 本人の底力【杯1】 のカードは情愛豊かな感性を示すカードです。今は仕事について言及していますが、恋愛や結婚においても相手に対して愛情深く接することが出来る方だと思います。 ご自身が余り発揮されていないだけで色々な能力や感性をお持ちであり、それを生かさないのは「罪」とさえ思ってしまいます。人は何らかの役に立つ能力を皆が持ち合わせているはずであり、それを納得できるような形で使うことが出来なかっただけだと思うのです。 そして、これは私の推測に過ぎませんが、今までのみんと。さんは直球勝負でがんばってきたから辛かったのではないか、辛いことに遭遇したのではないか?と思います。みんと。さんの様なタイプの方は本来、「変化球」で勝負される方が向いてらっしゃるからです。 直球がよいとか変化球が悪いとか、割り切れる物ではありません。でも、がんばり方の「質」でいうなら今まで少し無理をして直球勝負してらっしゃったことが大半ではなかったでしょうか。「食べていかねばならない」という事に関して真っ直ぐすぎるほどの努力と挑戦をされてきたように思うのです。 だた、「変化球」を扱うような「能力」があってもそれを使うすべや、知恵やアイデアといったものが不可欠です。 簡単にいくもではないので、だから方向転換をすれば速攻問題解決という類の物でもありません。(多分それはみんと。さんご本人が一番実感されているでしょう。)変化球的な仕事といってもこれまた人によってさまざまですし、一概に「これっ」とも提示できません。しかし今までとは違う視点で「仕事」というものを捉えることで、「こういう変化球的な仕事への関わりかもあるのか…」という発見は出てくる物だと思います。周囲の人を見ていて「これは直球勝負やな」「彼女は上手く変化球投げてるな…」という見方をするというのも面白くはないですか?そういった観察から何か見つかるということもあるかもしれません。 だから、敢えてこの場で「がんばり方が合っていません」とお伝えすることも必要だと思い、書かせていただきました。 話は元に戻りますが、カードは「まず仕事の充実!」といっていますので、仕事に対しての充実感を感じる上で、みんと。さんにとってNGなポイントを上げてみます。 ●どの仕事をやっても「無能」と評価されるのであれば、その職が適していないというレベルではなく、まず今までのお金の得方がNGということになります。要するに、人の思惑通りに動くこと、こなすこと、何かしらの機能の一端を担うこと。は向いてらっしゃらない。→取り除くべき事。【剣7▼】) です。だとするなら努力する道はやはり、バッサリと二つです。 1,この不況のご時世、食べることを考え今のところは現在の職場になんとか居座り続ける。人の思惑通りにテキパキ動くことを追究する。 2、自分の持っているチカラで出来る、別の仕事を模索する。雇われる立場であれ今とは違う職場に活路を見いだすことは可能。 です。お話を伺う限り【杯1】という能力を活かすなら今の職場は相応しいとは言えませんので、もっと長い目で見てご自身が納得できる職を選ばれるべきだと思います。みんと。さんにしか出来ない「仕事」というのがあれば理想です。(自分に制限を課してしまう現状だとは承知の上で言ってます。) シビアな言い方をすれば、確かに生きていくためには「雇われる価値のある」人間になるというのは一般的で大きな一つの方法ですから、みんと。さんが 「職場で上手くお荷物にならずにやっていく。」ということも大事なことではあります。 でもこれは実感されているとは思いますが、「自分の力」をある程度認めて、買ってくれる相手がいないと成立しないんですよねー。 雇われる立場を選ぶとしても、みんと。さんもそういう「自分を買ってくれる人」を探さなきゃいけないのです。 自分を少しでも高く売らなきゃいけない。世の中自分を売り込むために色々大変です。 技術も身につけなきゃいけないし、自分を良く見せるということもしなきゃいけない。) もしある一つの方法がどうやっても上手くいかない場合は他の方法を選ぶしかないです。選ぼうと思って考えても選ぶ対象がなかったら創るしかないです。それぞれ一朝一夕には行くものではありませんが「何に向かうか?」ということは今すぐにでも設定出来るし、探せるし、すべき時期に来てらっしゃると思います。→ 現在【17・星 (The Star)】&今考えるべき事【棒ペイジ】 考える力、生み出す力がなくても、しなきゃいけなくなりますし、なければ誰かにサポートを求めるのも一つの方法だと思います。 …というか、元々は出来る方だからこんなカードが出ているとしか思えない…。 また、2、自分の持っているチカラで出来る、別の仕事を模索する。 についてですが、これは私の価値観になりますがそれを少し参考までに書いてみます。 私は基本的に健康状態に重大な問題がない限り、働ける状況にある人はどのような形であっても、社会に関われると考えています。また社会に何かを発信して、また返ってくるもの{報酬や感謝)を受け取るということ出来ると思っています。(もちろん主婦業・育児も社会に関わる仕事だと思っています。) そして大人である以上、どんな人間でもそれ相応の「能力」があるという確信を持っています。 稼げる額や、社会への関わり方に個人差はかなりあるものの、社会に何かを与えて、還元された物を受け取ることは誰にでも可能だと考えています。 その上で安定させたり、仕事を継続させていくという事柄はの「テクニック」の話なのでまた別です。(←大体、ここが人の悩みの種にはなるのですけどね。) …というわけなので、 2、自分の持っているチカラで出来る、別の仕事を模索する。 のは樹実立場からは「可能だ」と言うことになっちゃいます。その結果「一生食っていく」というまでは正直解りませんが、「仕事での喜び」を感じることが出来るし、それを感じることが、みんと。さんにとって通るべき課程のように思うのです。→未来への第3の着地点【金貨5▼】 「食べるに困ってもこの仕事をやり遂げたい!」と思えるぐらいの仕事と出会うことなのかもしれません。「食えない」のは問題なので現実的な例えではありませんが、価値観をわかりやすく表現するとこんな感じです。そしてそういう価値観が結果的に「みんと。さんの納得する未来」への架け橋になると いう今回のカードのメッセージなのです。 私の価値観をみんと。さんに押しつけているのではなく、カード結果への私の価値観の当てはめです。(ん?一緒か?) でもみんと。さんの価値観(望んでそういう価値観であられる訳ではないのですが)のままいくと「選択の余地がない」のですよ。現実に選択できるのに「選択できない自分」を選んでいる、訳です。(ややこしくてすみません。) それが一番の問題だと思うので、私の価値観を持ち出してカードと関連づけてみました。 今は仕事のことばかり話題にしていますが、やはり、みんと。さんにとっては「仕事」がキーなんですよね。 仕事の充実が「みんと。さんの魅力開花」につながり、結果的にパートナー出現もあるでしょう。そんなストーリーが成り立つのですよね。 だから、今は「仕事」! 世の中に何を発信するか、できるのか?何を受け取れるのか?を追究するのはどうでしょう。なんなら「仕事」にこだわらなくても「ライフスタイル」として捉えていただいてもいいと思います。「ビジネス」は「ライフスタイル」で成り立つ物ではないのですが、今のみんと。さんは余りこの二つを切り離して考えない方がよいと思われます。 色々お伝えしたいことはテーマが大きいので色々出てくるのですが、まずはここまでをリーディングの大筋とし、一区切りとさせていただきます。 後、擦り合わせやご感想をいたただいた後で、話題に応じて、色々な事に触れていければと思います。 徐々にそういう風に三人の言葉を擦り合わせながら進めていこうと思います。 この後もお付き合いのほどよろしくお願いいたします。 |
ヒタチからのアドバイス 『結婚するにしても仕事するにしてもどうすれば良いのでしょうか?将来の生活に向けてどうすれば道が開けるのか』と、いうことでした。細々としたことは、まずカードの説明をひととおり見て頂きたく思います。わたし自身の言葉で説明するより、カードの意味そのものを見て頂いた方が、歪みがなくて良いような気がします。 今ここでは、カード全体が指し示していると思えることについてお伝えしたいと思います。
みんと。さんの心はとてもこわばっています。 そのこわばりを解消すること。 それがしなければならないことのすべてです。 みんと。さんの心がとてもこわばっていること。 これが問題そのものです。 『こわばりを解決すること』=『直接的な解決策』となります。(【剣10】が端的に示しています。とても強くて激しいカードです) みんと。さんは他人から傷つけられる経験を多くされてきたと思います。恐らく常日頃から心を防御する態勢をとっておられることでしょう。傷つけられないように予測し、身構え、常に緊張状態にあったのではないでしょうか。たまに少し気を緩めると、またすぐ他人から傷つけられることがあるため、他人のことも自分をも、認めたり、愛したりすることが出来にくくなったのではないでしょうか。 心のこわばりをほぐしていけば、みんと。さんの身の回りは自然と変わっていきます。それが解決方法です。最初はそう簡単にスルスルと上手く行かないでしょうが、カードは「みんと。さんにはそれをやりとげる能力がある」と告げています。わたし自身も鑑定前のやりとりからそのように感じています。 みんとさんには自分の意志や考えを的確に伝える能力や深い洞察力、自由で豊かな、そして繊細な感受性をお持ちです(【2・女司祭】のカードもそう告げています)。また、ままならぬ恋愛環境でも果敢に自分から働きかける行動力や勇気をお持ちです。このような資質は誰にでもあるものではありません。 勇気も出さず、何もしないで「うまくいかない」「わからない」「そんなの無理」とぐじぐじ悩んでいる人は多いですが、みんと。さんはそういう人達とは違うのです。限られた環境の中で自分なりに精一杯行動して来られた実績があるのです。 資質と行動力は充分です。 まず心のこわばりを和らげる作業から始めてください。そうすればコンディションが整います。そのためには「心に」仕事をさせてください。頭に仕事をさせるのではありません。あれこれと頭で考えたり整理したりするのは今すぐに止めて下さい。自分の中に元々備わっている「心の反応」を使うことです。
傷つけられた時は「傷ついた」と言葉に出してみて下さい。泣いたり怒ったりを、自分の中で収めるのではなく、表にぶちまけて下さい。我慢する理由を考えたり、どちらが悪いかなどを頭で考えたりせず、ただ感情を出して心がちゃんと機能していることを感じてみて下さい。 心を反応させて下さい。
こうすることは、初めは慣れないし、怖い感じがするかも知れません。こんなことしても何にもならない、と思われるかも知れません。しかし心は「何かのために」何かを思うのではありません。心は鏡のようにただ反応するものです。 今は心に映ったものを、ただ外に出して欲しいのです。悲しいものを映せば涙が出る。理不尽なものを映せば腹が立って怒る。それでいいのです。自分が出した感情の後始末なんてしなくていいです。出しっぱなしで良いのです。 心が本来の力を取り戻しはじめると共に、あらゆることが変わって行くでしょう。ここからはカードが示す具体的なことについて少し書きます。 カードによるとみんと。さんは今後、ご自身の個性がスムーズに発揮出来るような場所を求めて行くことになるでしょう。(cブロックとeブロック)
みんと。さんの能力を発揮出来る場所が、どこかにあります。それを見いだしてください。それが今後のやるべきことです。
今いる場所がダメなら他を探して下さい。それは単純な法則です。今それが不可能ならば、力を溜めて下さい。力を溜めれば出来ます。力を溜めるには心のこわばりをほぐし、変わることです。心のこわばりをほぐすことがあらゆることの解決策です。みんと。さんがやっていける場所はあります。自分がらくに毎日を過ごせる場所。少しくらい何かトラブルがあっても周りの人と意志の疎通をしながら前に進んでいける場所。そういうところを探し出してください。 みんと。さんは、一般的な常識や価値観と、自分の有り様が合致しないことに悩みや苦しみを感じていないでしょうか。世間の基準からかけ離れている、変わり者と言われるのでわたしはダメだ、と思っていませんか?(bブロックの3枚のカード) 今後はその両極端に分断された価値を統合し自分なりの新しい価値観を築き上げていくことになるでしょう【円盤の王女】。『世間vsみんと。さん』という図式を解消していくことになります。 カードは「仕事に就く」こと「仕事で収入を得ること」を同時に示しています。おそらくみんと。さんは、今よりも自分にあった仕事、もしくは本当にやりがいを持てる仕事を見つけるでしょう。この3枚のカードを併せて見た時、わたしは「正規の就職」が頭に浮かびました。もしくはどこかに入門するとか弟子入りするとかいう形もあるかも知れません。とてもハッキリしたカードです。本腰を入れて考え、動き始めれば「自分の道」を見つけることが可能でしょう。ちなみに<テーマ2>のcブロックのアドバイスは「目的に集中し、すぐに出発せよ」です。 この活動を通じてみんと。さんは、世間は思ったより広くて、もっと柔軟な場所であることを見つけるでしょう。ポイントは、今の両極端に分断された価値を統合することです。(bブロックとカード全体のテーマ・14/5)『世間』と『みんと。さん』は敵同士ではないのです。みんと 。さんがもっと自分らしく、ラクにやっていける場所を見つければ、全てがみるみるうちに変わって行きます。結婚も自立も叶います。(eブロック・杯1と杯2=愛・結婚、円盤9=経済的安定) みんと。さんの人生通してのテーマは、愛と恵みです(eブロック)このテーマは避けて通ることが出来ません。もういいや、と絶望したり諦めても、気がつけばどうしてもそこに帰ってしまうはずです。 みんと。さんを「価値のない人間」と評するような人たちの言うことは一切聞いてはいけません(dブロック)そのような人たちに少しでも同調することは自分を無益な犠牲にさらすことです。ムキにならず、真剣に取り合わず、笑っていなしておくのが良いです(テーマ2・dブロック・19/10/1)。 この作業はそう簡単ではないでしょう(テーマ2・eブロック・12/3)。だから少しやってみてダメそうでも、簡単に諦めたりしないで下さい。100点満点を目指さないで下さい。50点で充分です。諦めず、歩みを止めずにやっていって下さい。ゆっくり着実に歩くのが一番速いのです。今まで見落としていたことに気づいたり、まったく新しいものが見えて来るでしょう。 みんと。さんの人生は、強くて深い流れの中にあるようです。流れを分け入って自分の道を進むことはとても力が要りますが、その分他の人よりも大きい恵みを受けることが出来ます。みんと。さんは今まで充分に厳しい現実となんとか闘って来られたと思います。だから他の人よりも尚、知恵や力が鍛えられているはずです。見た目の現実に惑わされないでくださいね。調子のいいことばかり並べて書いているように思えるかも知れませんが、基本的にわたしは気休めは書きません。みんと。さんが気持ちよく未来に向かって歩かれることを願っています。 以上です。 |
樹実です。
うおっ。似ていますねえ。カードの展開だけ見ても似てます。
自分のリーディングでポイントにしていたカードがヒタチさんの所でも
同じカードとして現れていますね。
どこが、どう一緒なのかはキチンと整理できていませんが、第一印象としては
「似ている!」です。
二人の使用しているスプレッドやデッキの種類は違いますが、出てるカードは似てますよね…。
まずは驚きの擦り合わせ第一声ということで…。
驚きの第二声。長っ!わたしももっと書いたらよかった(笑)
【剣5】
ヒタチ…過去&選択肢1
・闘い、緊張状態が長引いている。競争は激化し、世間は冷たい。
樹実…未来までの道筋にある3つの着地点
第1の着地点:試練に立ち向かう気がしない(今まで十分立ち向かってきた)。他人の感情に対し「どうでも良い」という思いにとらわれる。 この世に本当の意味での「公平」などないという思いに支配され傷つく。
【剣7】
ヒタチ…避けるべきこと
・強力な敵対者、信用する価値のない人などは避けた方がよい。策略に陥る可能性。/みんと。さんを「価値のない人間」と評するような人たちの言うことは一切聞いてはいけません
樹実…取り除くべきこと
文法通りに解釈すると「他人の策略に合わせる必要がない。」である。つまり、みんと。さんに「こうあって欲しい」という周囲の考えに答える必要がないということ(中略)他人の物差しは無視!
【杯1】
ヒタチ…みんと。さんの宿命、運命
みんと。さんの人生通してのテーマは、愛と恵みです。このテーマは避けて通ることが出来ません。
樹実…みんと。さんの底力
一言で言うと「底力」たくさんあり。沸き上がる「感性」「表現力」「アイデア」という要素は 今後の「望むべき未来」に向けて、活かすべき要素。ただ1から始めなくてはならないという条件付きであるがその価値はある。
“まず仕事が軸となる”こと
ヒタチ…ブロックcの【円盤3】【棒4】
※自分に合った職場、または仕事を見つけ定職に就く。またはその勉強や修業を始める。
樹実…第1・第2、第2・第3の着地点に至る手段【金貨6】【金貨9】
【金貨9】自分を売り込むことや才能を開花させることが手段になる。
【金貨6】可能性に賭けてくれる人との出会い等、ビジネス上のチャンスを示す。
優先度としてはパートナー探しより仕事の充実が高いともいえる。結果的にそれが理想のパートナーとの出会いにも繋がる。
ざっと見てすぐ分るのはこのへんですね〜
明けましておめでとうございます。ヒタチです。
年明けをまたいでのタロット・セカンドオピニオン第3回。そろそろ擦り合わせを進めたいと思います。
さて昨年末、上記のように、まったく同じカードが出ているポイントをピックアップしておいたものに、青字で補記してみました。なかなか見事な揃い方ではないかと思います。
樹実さんは『未来』を起点に『過去・現在』へ、ヒタチは『過去・現在』起点から『未来』へ見ているワケですね。長い筒の両側から二人が覗いているような感じでしょうか。こっちからこれが見えますよ、そっちから何が見えますか?ってなイメージだと思います。
今回、みんと。さんのご相談内容は、テーマは大きかったのですが、お望みの未来の形はある程度「まと」が絞られていました。収入を得る仕事を確保したいということ&きちんと人間的な交流の出来る男性と結婚したいということ。この未来を叶えるためにはどうすればいいか、ということでした。テーマがきちんと絞られていたので結果もブレが少ないものとなったのかも知れません。
さて、ヒタチが『過去・現在』から望むべき未来の姿に向かって見た時に、一番手前にあったのが「傷ついたみんと。さんの状態」であったと言えると思います。あぁ…、痛そう…これはまず、この傷を何とかしないと前に行きにくいぞ…。と、いうことで出した結論が『こわばりを解決すること』=『直接的な解決策』ということでした。この傷を乗り越えたらあとは何とかなる…どころかめっちゃ良さそうやん、という印象だったのです。しかし一番の問題は、この傷をちゃんと治せるのか?ということ。炎症がひどくて神経が悲鳴を挙げている。まず炎症を抑えないと治療も出来ない。これが心のこわばりをほぐしていけば、みんと。さんの身の回りは自然と変わっていきます。それが解決方法ですという言葉になったというわけです。
ちなみに上記のたとえで言うと、みんと。さんの神経の炎症の原因になっている『バイキン』が、すなわち「みんと。さんに不当な評価を与える人々」です。「バイキン」に触れ続けているので、炎症が治まらないのです。これが「避けるべきこと」に繋がっています。
未来の側からみている樹実さんには傷の具合はそれほど深刻に見えなかったかも知れません。それは当然で、樹実さんの側からは、みんと。さんの力強い資質や素晴らしい展望の方が印象強く見えていたからではないでしょうか。「こんなに素晴らしいのに!はやくこっちへ来てよ!」という感じではなかったでしょうか。
このセッション全体を見て感じることは、まずみんと。さんはご自分の豊かな資質について自覚して欲しいということ、その自覚が未来を拓くために必要不可欠であるということ。そして、素晴らしい未来に進むために、はやく心の傷・神経の炎症を治して欲しいということです。ケガさえ治れば勝手に運命が拓けます。
あともうひとつ、つけ加えたいことがあります。これはあえてアドバイスの欄には書きませんでした。わたしとしては選択肢をあまり増やしたくなかったからですがやはりここに書いて、みんと。さんに意識しておいて頂きたく思います。
ヒタチのカード展開の〈ブロックb〉と〈ブロックc〉は、<過去・現在>と<未来>であると同時に<選択肢1>と<選択肢2>でもあるのです。
これはどういうことかというと、みんと。さんは<過去・現在=選択肢1>の状態をとり続けることも出来るし、<未来=選択肢2>の状態を選ぶことも出来る、ということなのです。
<過去・現在=選択肢1>も選べます。何もしなければこの道を進むことになります。
みんと。さんのお望みの未来は<未来=選択肢2>にあります。けれどこっちに進むためには、それ相応の決心が必要です。「レーン(車線)を変えるぞ」という決心です。
これは勝手なわたしの持論なのですが、運命を変えようというとき「決心」ほど大事なものはありません。「決心」がキーなのです。自動車のキーみたいなものです。どんなに立派な車でもキーを差し込まなければエンジンすら始動しません。
ところがこの「決心」ほど難しいものもないのです。漠然と「こうありたい」と願うだけでは決心したことにはなっていないのです。「きちんと決心する」には何種類かのコツがあるのですが…
一番簡単なのは「とことん腹を立てる」という方法です。「あほらし!やってられんわ。もうこんな人生はイヤ!!わたしはもっと違う道を行く!!」と、本気で腹を立てられれば、その時から「決心」は発動します。「決心」が発動した瞬間から運命は実際に、現実的に動き始めます。
ここで問題となるのは、みんと。さんが本当に「今の状態がイヤ」なのかどうか。です。
「イヤに決まってる」そうですよね。
「こんな所に居続けるくらいなら、どんな努力だって出来る!」
わたしはみんと。さんにそう思って欲しいと思います。本気でそう思っていただけさえすれば、あとはびっくりするくらい簡単です。
長々と書きましたが、そろそろ樹実さんにバトンタッチ、お願いします〜
あけましておめでとうございます。樹実です。ようやくパソコンの前に座りました。
本格的に擦り合わせ開始です。二人の共通点に関してはヒタチさんがピックアップしてくれた通りですね!ありがとうございます。
今回の二人の文章を改めて読んでみると、別々に鑑定したはずなのに、なにか共通の「一つの柱」に向かってカードを解読しているように思いました。
解読の仕方に個性はあるものの、向かっている柱は「同じ」ではないですかね?
【ヒタチさん記】
樹実さんは『未来』を起点に『過去・現在』へ、ヒタチは『過去・現在』起点から『未来』へ見ているワケですね。長い筒の両側から二人が覗いているような感じでしょうか。こっちからこれが見えますよ、そっちから何が見えますか?ってなイメージだと思います。
まさに、そんな感じだと思います。
そして、二人が見ていたその柱は多分「みんと。さんの本質発掘の為には!」なポイントなんじゃないでしょうか。
そして、問題としたポイントは,
ヒタチさんいわく、
『現在、みんと。さんの心がこわばっていること』であり。
樹実は
「望む未来に向けて、みんと。さんが本質からずれた努力をしている」こととしています。
そしてその問題の原因(ヒタチさんがいうバイキン)は二人とも共通していると思います。
ヒタチ記「みんと。さんに不当な評価を与える人々」であり、樹実記「他人の物差し」だったりしますね。
シンプルにいえば「他人の悪影響がみんと。さんを傷付け、本人らしさを奪っている」ということが問題なのだと言えます。
こう見ると、みんと。さんが一番最初にやれること、やるべきことというのは「他人の悪影響」を遮断し、ヒタチさんがいう「心のこわばりを解く」ことでしょう。
その場面に時を同じくしてか、その後ぐらいに「みんと。さんの本質にフォーカスする」という作業が必要になってくるのかもしれません。
この作業には「勇気」「決意」みたいなものが必要になってくるでしょう。
現在それが困難であることは二人のカードからも伺えます。
でも、「決意」すれば「可能」なのだと二通りの結果が示してますね。
…って、結局、ヒタチさんと同じ事書いてますね。ポイントとなるキーワードも同じ感じですよね。
【擦り合わせ番外編】
今までの二人の鑑定文では意味する物が同じでも「表現方法」には大きな差があったと思います。個性の違いというか…。
今回もお互いの占いスタイルを如実に表現した感じ(占いの方法は違う)になったにも関わらず、「表現」が似ていることがとても新鮮で不思議な気がしています。
本筋から外れますが興味深かったのでピックアップしてみましょう。
二人の表現が似ている箇所
【その1】(二人とも同じこといってます。今までこういうこと書いたっけ?)
ヒタチ:「基本的にわたしは気休めは書きません。」
樹実:「決して、お気楽で楽観的なだけの「気休めリーディング」をしたい訳ではないのです。」
【その2】(二人とも話の持って行き方が一緒です。)
ヒタチ:
今いる場所がダメなら他を探して下さい。それは単純な法則です。今それが不可能ならば、力を溜めて下さい。力を溜めれば出来ます。力を溜めるには心のこわばりをほぐし、変わることです。心のこわばりをほぐすことがあらゆることの解決策です。
樹実:
もしある一つの方法がどうやっても上手くいかない場合は他の方法を選ぶしかないです。選ぼうと思って考えても選ぶ対象がなかったら創るしかないです。それぞれ一朝一夕には行くものではありませんが「何に向かうか?」ということは今すぐにでも設定出来るし、探せるし、すべき時期に来てらっしゃると思います。
…ね? 地味な箇所なんですけど同じでしょ。
だからどうだということは鑑定上余りないのですけど、なんだかね、こう思うんです。
「占い師」といえど、展開されたカードからアドバイスを導き出す場合、自分の価値観や人生観がそのまま映し出されます。意識してもしなくてもそうなります。きっと今回のみんと。さんのご相談内容に対して占い師二人共が自分の人生観の中でより、「揺るぎないもの」に近いところから鑑定内容の表現やアドバイスを引っ張ってきたんじゃないでしょうかね。そこが共通しているような気がします。だから似たのかな?特に【その2】は個人的に面白いなあと思いました、論法は同じなんだけど、中身は二人の個性が出ています。まさにセカンドオピニオンって感じではないでしょうか。この二つの個性にみんと。さんという個性が加わったとき、それが本当の意味でのアドバイスとなるのでしょうね。
恐らく、みんと。さんがそれだけご自身の人生に対して真剣に悩まれていると言うこと、そして真剣に取り組まれているということが映し出されているということなのでしょうね。
個人的にちょっと不思議さを感じました。
もちろん私たちはいつでも真剣に占いしてますが、今回は真剣さに「決然さ」が加味されているようなそんな気もします。
全体の文章の印象からなので、どこがどうとかいうの難しいのですけどね…。
…ということなんかも書いてみたりしました。
まったり擦り合わせは続きます…。
樹実さんの【擦り合わせ番外編】、面白いですね。「気休め」というキーワード、「ある一つの方法がダメな場合は別の方法を」という主旨の表現など、わたしも不思議だなぁと思っていました。
【樹実さん記】
きっと今回のみんと。さんのご相談内容に対して占い師二人共が自分の人生観の中でより、「揺るぎないもの」に近いところから鑑定内容の表現やアドバイスを引っ張ってきたんじゃないでしょうかね。
恐らく、みんと。さんがそれだけご自身の人生に対して真剣に悩まれていると言うこと、そして真剣に取り組まれているということが映し出されているということなのでしょうね。
上記の言葉について、わたしもかなり意識していました。
まず、そもそもみんと。さんのご相談内容の中には「悩み、苦しむ人」の原型とも言える『パターン』がとても強められた形で現れていると思います。悩みや苦しみが長い年月をかけて煮詰められ、極まっている感があります。哲学的な問いにまで高められているといっても良いような気さえします。
ここまで極まっているからこそ、占い結果や占い師からの言葉も収束された内容になったのではないかと思います。ここまで悩み、苦しむ人もあまりいないんじゃないでしょうかね。大抵の人はここまで苦しみ悩み抜く前に、うやむやにして誤摩化したり、思い切った解決策を断行したり、何らかの形で苦しい現状から去って行くことを選ぶんではないでしょうか。おそらくみんと。さんは「去りたくてもできなかった」理由や事情があるのでしょうし、そのような場合どうするべきなのか、それをどう考えたら良いのか、というのは他人事ではない深刻さを感じます。
しかしそれだけに、「悩みや苦しみから脱却する」ということを考える際には非常に分かりやすい、見えやすい形のものが出て来ると思うのです。問題が極まっている場合には、解決策も究極の形をとるのです。つまり答は「身も蓋もない極論」に近づいて行きます。
「現状に甘んじるか、がんばるか」どっちかしかない、というのがその答です。
今回のご相談内容は、結婚を実現し、仕事を得るには「どうすれば良いか」ということだったので「こうすればいいですよ」という内容のお答えをしました。ここでみんと。さんがどうするかは、もちろんみんと。さんの自由です。さらに、色んな問題で悩んでおられるどんな方についてもこの答は当てはまるのではないでしょうか。「現状に甘んじる」にしても、その耐え方には工夫のし甲斐があると思いますし、「がんばる」方を選ばれた方は、どのように頑張るのが効果的なのか、色々考えられると思います。
今回はカード展開の結果がとても似ていたので、タロット分析は少ないですね〜。うーん。
樹実です。そうですね。今回のリーディングのテーマは二人とも、みんと。さんの望むべき未来にとって何が必要で、何が不必要かを洗い出した感じになっていると思います。次に書いている【四大元素(風水火地)で読む】でも触れていますが、みんと。さんはこの問題に関してご自身の中ではある意味バランスの取れた対処法をとって「この現状」になっています。今まで努力としてはバランス良く色々なことに努力されてきたのだと思います。だからこそ「現状」に納得がいかないし、現状を受け入れられないということがカードに現れています。
そこで必要な考え方は何か? 今までとは違った視点で(いわば、みんと。さんが当たり前としていない視点)で考えていく方が得策なのではないか。…というのが二人の共通した意見でした。ある意味、ご本人にとっては、バランスの欠く方法を推奨していることになります。
でもこの対処法に関しても、どういった形で実現していくのか?受け入れていくのか?ということに課題は残りますね。なぜなら一般的な物差しで見ると「今までの努力がバランスの良い努力」だからなのです。それでも成果が出なかったことに普通は納得がいかないのが当然だからです。
とはいえ、私たちは「新しい考え方に切り替えること」を推奨しています。だからこそヒタチさんのアドバイスにもある様に、そうするためには「こわばりを解くこと」が必要だという事なのだと思います。
しかし、もちろん今のみんと。さんが無理なく、納得いく考え方で「努力」し続けていくという方法もあります。
今回はこの部分に二人とも焦点は当てていませんでした。
あくまでも、「望むべき未来」への対策法としてカードを展開した為です。
今のみんと。さんが無理なく、納得いく方向性で進んだ場合、どのような質のメリット・デメリットがあるのか?といった点についてももう少しミクロに深く考察することは不可能ではありません。
しかし今回の結果だけを見てみると、その観点は余り意味をなさないかもしれません。
個人的には「こわばりを解くためにはどうすればよいか?」という方が重要なことのように感じます。
【四大元素(風水火地)で読む】
試しに、二人の展開された全てのカードにおいて四大元素がどの様な割合でに当てはまるかを数えてみました。
二人合わせるとこんな感じになりました。
風:水:火:地 = 7:8:6:8
とても四要素のバランスが取れている感じですね。
どれか一つのエレメントに偏っているわけでもありません。これはどういうことか…。
これは、みんと。さんの問題が「努力すべき事は、思いつく限り、まんべんなく対処した」ということをも指し示すのではないでしょうか?
だからこそ、行き詰まりを感じている。
でも、打開策はあるはずです。カードは何処に示してくれているのか?問題解決は何処に見いだすべきか?
ヒントは間違いなく、大きなヒントが二人の【カップのエース(聖杯1)】にあることがわかります。
このカップ、つまり「水」の要素を活かしていくことが打開策に繋がると思います。
そこで、もう少し四大元素に頼ってみます。
じゃあ、「水」を上手く活性化させるにはどうすればよいか?
水と相性の良い「風」が必要なんです。でもカードの出方をみると「風」こそが邪魔をしている。(二人の【剣7】)
でもやっぱり水には「風」が必要なわけです。
水は感性の豊かさや、論理的思考も示します。それらを活かすには「風」という情報、判断力といったことが必要になってくると言えます。
水は風がないと動きが取れないわけです。水は留まりすぎると澱みます。
しかし材料=「風」が手元に揃えば、あとは「水」の道筋に乗せていけば活性化はできます。
どちらにしても情報、そしてそれらを取捨選択することが必要なのではないでしょうか?自分にとって何が必要な情報で、何が不必要なのかを的確に判断していくことこそがポイントとなってくると思います。この結果は二人の結果とも符合しますね。(…やっぱり、同じ結論に戻ってきてしまう感じがします。)
結局は今までの「努力」と「辛い経験」とどう折り合いを付けていくか?が課題になってくるのだということになりますね。そしてそれが「こわばり」「炎症」を取り除くこととなるのだと感じます。
再び樹実です。突然ですが追加で一枚だけオラクルカード引いてみたい気分に駆られました。
今回はドリーンバーチュ氏の「アセンデッドマスターオラクルカード」を使用します。
みんと。さんへのメッセージカードとして、一枚引いてみましたよ。引いたカードは、
★「Focus upo Your Strengths」by・Apollo
【強さに焦点を当てる:アポロン】
というカードでした。カードの意味はタイトルそのままです。
ドリーンバーチュ氏(このカードの制作者)の解説をそのままお届けしますね。
「このカードは自分の弱さでなく、強さに焦点を当てるよう指摘しています。あなたの強さとは愛情深い心や、純粋な意図や人との付き合い方や、趣味や、秀でている何かが当たるかも知れません。たとえあなたの才能にもう少し磨きを掛けることが必要だとしても、これらは強さと長所であることに変わりはありません。
自分の強さを祝福し、感謝すればするほどそれは育っていくでしょう。弱さという物に焦点をあてると弱さが育つでしょう。このカードは思いやりと愛を持って、自分自身を見ることの重要性を伝えるためにやってきました。自分のことをよくおもえないときには、自分の強さに焦点を当ててください。」
です。ちなみにアポロンはギリシャの太陽神ですね。
いつもながらドリーンさんのカードは本当にバシっ!と出ますわー。まるでわざと引いたみたいやんかー。
私が言いたいことを、このカードが駄目押しのようにまとめてくれちゃったので解説そのまんま載せておきます。
みんと。さんの心に響きますように。
ヒタチです。出ましたね!樹実さんの四大元素分析。切れ味がするどいです。かっこいい…(と思わずホレボレ)
ドリーンさんの天使カードもまさしくバッチリぴったりのメッセージでしたね。みんと。さんの心にはどのように響いたでしょうか。
さて、現在、擦り合わせを長々と続けていますが、実は、みんと。さんとは鑑定前の事前やりとりから現在に至るまで、非常に内容の濃いやりとりが続いていました。その内容はかなりデリケートでプライベートなことにも至るので、サイト上にそのまま掲載することは控えたいと思いますが、やりとりの経過及び結果の大筋について、思いっきり大雑把に説明しますと以下のようになると思います。
この要約で間違いないでしょうか?みんと。さん。
ご自分にとって苦しい、あまり心地よくない価値観の世界で生きる決心をされたことは、とても勇気のあることだと思います。このご決心については、わたしたち二人の占い師は知らないままにカード展開を始めたので、結果として出て来たアドバイスがみんと。さんのお気に召さなかったことは非常に残念です。しかし、たくさんの選択肢があることや、みんと。さんがどのような道を選び取るのかを明確にされたということで、無駄な鑑定ではなかったと言えるのではないでしょうか。
もしもみんと。さんが、現在の道を歩くについて「やはりしんどくなった」と思われた時には、今回の結果を思い出して頂いて「こんな可能性もある」ということでトライして頂けたら嬉しいなと思います。
ただいま、みんと。さんからの鑑定内容についてのご感想をお待ちしているところです。
ご感想が届きましたら本サイトに掲載後、まとめに入る予定です。
もうしばらくお付き合い下さい。
ヒタチです。みんと。さんからのご感想が届きましたので掲載いたします。
と、その前に補足です。
この上の「まとめ」の文章をみんと。さんに下書き段階で見て頂いてから、「まとめ掲載」〜「ご感想文」までタイムラグがあったので、みんと。さんのご感想文の内容にその事に関する言及があります。ご了承下さい。
みんと。さん、ありがとうございました。
みんと。さんとはたくさんの長いやりとりをさせて頂きました。いささか占い師としての立場を超えた、自分の中にあるあらゆるものを出し合った話し合いであったと思います。たくさんの要素を出し合って、そして現在また、上記のような疑問に立ち返られたと思います。
みんと。さんがあらためてご提示下さったご相談内容は、最初のご相談内容とほとんど相違ないと思います。しかしたくさんの話し合いの中でみんと。さんの考え方や感じ方を知った上で(そしてまた、わたし個人の考え方や感じ方の一端を知って頂いた上で)出した結論は、やはりカードで出した結論となんの相違もありません。
みんと。さんにはちゃんと「適性や仕事に繋がる能力」が備わっています。その能力とは、優れた文章能力や表現力、洞察力、物事をつきつめて考える事ができる論理的な思考能力などです。また今までのやりとりの中で絵画の技術や知識、音楽に対する造詣や、お友達に頼りにされる人間力なども備わっていることが分かりました。これらはみな「使える能力」であり「磨ける能力」です。これらは簡単に仕事にありつける「汎用的な能力=みんと。さんの言う<仕事に直結する>能力」ではないかも知れませんが、普通よりも幾分価値の高いとされる「専門的な能力」です。既にこれらの専門的な仕事に就いている人達は「能力があるから」それが出来ているのではなく「能力を磨いたから」可能になったのです。
『180度違う方向転換』は、みんと。さんのやる気と継続的な努力、そして幸運を呼び込む心の状態があれば可能です。幸運を呼び込む心の状態とは「自分を信じ、夢を持ち、不可能を可能にする心」です。これを可能にするためにはまずみんと。さんの「心のこわばり」を取る事が必要でしょう。と、共に、心のこわばりが取れ、新しく自分の人生を自分らしく踏み出す決心さえつけば、そもそも「自分らしく」などということ自体が問題にならないかも知れません。心のこわばりが取れ、新しく自分の人生を踏み出す決心がつくということは、もうそれだけで「完成」であって、何もかもが叶ったのと同じです。わたしたちがさんざん話合った「あっちの世界」「こっちの世界」などということも関係なくなるかも知れません。どちらの世界ででもみんと。さんはうまくやっていけるでしょう。
みんと。さんはこのように書いておられます。
・過去の模索から現在進行形で今の自分に適性や仕事に繋がる能力があるとは思えない。
・けれど、その“能力”が“何か”が分からない。
・自分が思いつく限りの『持ってるもの(能力)』や興味の対象はおよそ仕事に直結するとは思えないものしかない。
これらの文章はみな「〜とは思えない」「分からない」という「信じない」「認めない」態度です。長いやりとりの間、みんとさんはわたしたちの投げかける言葉にたいていこのような「わたしにはそう思えない」という意見を具体的な理由と共に返して来られました。
あまり長くなるのも嫌なので、少し話を飛躍させて書かせて頂きます。
「そう思えない」ことでも信じてみて下さい。「認められない」ことを認めて下さい。すべてみんと。さんが「出来ない」と思っていることを「出来る」と思って下さい。
みんと。さんは自分の中に既にあるものを、まるで「役に立たないもの」として扱い、必要なものは自分の外にあると思っていらっしゃる。でもそれは全くの思い違いです。みんと。さんにとって役立つものはみんと。さんの外にはありません。みんと。さんの中にあるのです。みんと。さんはそれを見いだし、育てなければならない。育てなければ枯れてしまいます。みんと。さんのような立場にある人は「出来ない」とか「分からない」とか言ってる場合じゃないのです。
とても信じられないと思うようなものを信じ、とても認められないと思うようなものを認めることから、不可能はどんどん可能なものになっていくのです。今、それをやらないでいつやるのでしょう?
なんだか変な思想のようになってしまいましたが、これは実際そうなので言うのです。そもそも簡単に理屈で納得できるようなものを信じるのは「信じる」というに値しないレベルの行為です。ほんとうに「信じる」とは「信じる理由などなくても信じる」ことなのです。「神を信じる」のに理由がいるでしょうか?神を見た事があるから信じる、という人なんているでしょうか?それと同じことです。わたしはタロットを信じます。それに理由なんてありません。近代科学的な理由をつけようと思えばつけることも出来ます。でもそれはわたしがタロットを信じるための理屈ではなく、「占いなど信じない」という人たちに説明を加える時のために用意している理屈です。わたしがみんと。さんにお願いしているのはそのような信じ方です。「こうこう、こういう事実があるからこれには信憑性がある。だから信じなさい」ではないのです。「みんと。さんには能力が既にあります」と言っているわたしの言葉を信じて欲しいということです。そして「そんなの信じられない」とみんとさんが言うならば、それは仕方がありません。わたしは可能性が閉ざされるのを残念に思うばかりです。
もうひとつ。物事が育ち、花が咲き、実がなるには年月が必要です。これは多くの人に見られることですが、たった一年や二年の努力、二度や三度の失敗で「ダメだった」などとは言わないで下さい。みんと。さんや他の多くの方は「早く」結果を出すことを要求されているかも知れませんが、要求されたからといって思うようにはならないです。「早くしよう」と思ってうかつな方法に走り、その結果十年経っても何の成果も出ないよりは、最初から「三年辛抱」と思ってじっくり取り組んだ方がよっぽど「早く」「確実な」結果が出せるものなのです。
説教臭くなってしまってすみません。しかし今回のみんと。さんのご相談内容は、多くの深い悩みを持っていらっしゃる方の、よいモデルパターンであったとも思うので、ありったけのことを書いてしまいました。ここまで読んだ方、いらっしゃるんでしょうか。読んだ下さった方、協力して下さったみんと。さんに感謝を申し上げます。
みんと。さん、心に響かない結論であったならごめんなさい。しかしわたしが誠実に、丁寧にお答えしようと努めたことは汲んで頂けたと思っています。
さて、樹実さん、バトンタッチです〜
ヒタチさん、ありがとうございます。樹実です。
まずは、ここまで読んでいただいている読者の方。誠に誠にありがとうございます。
こんなに書き連ねて、ご本人以外に誰が読むというのだー!…なんていっては本末転倒なのですが、こうしてこの企画を積み重ねていくことが私にとっては価値のあることなので、こうして企画を進めることだけで今は嬉しいのであります。
今回ご協力いただいたみんと。さん。一緒に占ってくれているヒタチさんに改めて感謝なのであります。
さて、まずはご感想をいただいていますので、それに関しての私の見解を述べておきます。
今回の鑑定では「両親を安心させ、自分にとっても望むべき未来を手に入れるにはどうすればよいか?」ということで思いつく限りの側面からカードを展開しましたが、みんと。さんが具体的に知りたかった「収入を得るための能力がどのようなものか、その展望はどうなのか?」ということについて具体的に的を得た回答ではなかったのかもしれません。
しかし、私たちの鑑定結果で共通していたのは
「みんと。さん本人が心から喜びを感じられ、感性の豊かさ、表現の豊かさが活かせる仕事 を追求していく価値はある。」
というのが共通した結果でした。この辺りをヒントにしていたければと思います。
(ですので、お話から判断するに、「今のお仕事は向いていない」ということになったのでした。)
私はどんな職であっても、自分がそこに楽しさや喜びは見いだすことが出来ると考えています。どんなに大きな組織の一つの部品的存在であっても、そんなに単純作業に徹する仕事でもです。
しかし、そんな風なことを追究する気もなくなるぐらい疲労困憊していたり、その場にいることに傷つけられるのあれば「がんばって続ける必要はない」とう風にも考えます。現在のお仕事も今はがんばるにしても、長い目で見たこの先は「もっと感性や表現力を活かした仕事に就く方がよい」と判断しました。これは私のカードの結果の「みんと。さんの底力」を示すカードが根拠となっています。
要するにまずは、「これならがんばれる。」と納得される職を見つけられることが大切なのだと思います。その結果、みんと。さんが今の状況から180度転換しなければらなないとしても、
それは、ある意味、自然にそうなっていくものだというのが私の感覚です。
また、カード結果からそれは「可能」だといえます。無条件にそういうときが訪れるというのではなく、その間には「こんな経緯が必要だ」というのは二人の鑑定結果にあるとおりです。
タロットというのは不思議なもので、その時その人が知るべき事をキチンと知らせてくれるツールです。
占いは「こんな時にこうなりやすい」「こういう事が起こる」ということを観るものでもありますが、私の占いはそれが柱ではありません。
「こうなりたい」というのが柱になります。「こうなりたい」と思えば「そうなれる」と考えます。
その為に「何を知るべきか?」「何を伝えるべきか?」ということを探ります。
それについては、上でカードの結果として書かせていただきました。=それが私のアドバイスになります。
みんと。さんは、
> お2人のアドバイスでは『今、自分に備わってる能力を使えば自立できる』とあります。
> けれど、その“能力”が“何か”が分からない。もしそれが可能ならばこれほど自分が望んだ未来は無いが、
> 自分が思いつく限りの『持ってるもの(能力)』や興味の対象はおよそ仕事に直結するとは思えないものしかない。
> 今からでも、そのお2人の仰る『今までの180度違う方向転換』が可能なのか?
> そもそも、そんな大それたことを『具体的な将来の選択肢』に入れたことが無い」です。
とおっしゃっています。
まずは、本気で自分の能力を活かすという未来を望まれるのであれば、それを引き寄せなければなりません。
「備わっている能力」をまずは「使う」と決めることです。自分に決意し約束するということです。
「使う」と決めなければ「使用方法がわかりません。」
「直結しない」と思えば「直結しません。」
「直結させよう」と思えば「直結する手がかりが得られます」
今までそれで結果が出てこなかったのであっても、それ以外に自分が食べていけそうな事や、
定収入を得られそうなことを試してダメだったのであれば、もう一度立ち返ってみて下さい。
根本的に「能力を活かした仕事をしたい」という思いがあり、それが真剣な物であるなら
道は開けるのだと思います。みんと。さんの能力を活かすことが世の中の誰かを喜ばせたり、
感動させたり、楽しませたり…そういうものに繋がる可能性が少しでもあるのであれば、
その思いに立ち返る価値はあるのではないでしょうか?
そして、余りお勧めはしていませんでしたが、もう一つ方法があります。
「今の仕事に適合できるように努力する」
これも立派な対策です。もちろんこれは今のお仕事にご自身が「喜び」を見いだそうとしているかどうか?
にもよります。(今のところストレスの方が多いのですよね。)
それにこの仕事でずっと食べていくのではないにしても何らかの収穫は努力していく課程で
得られてきているのだと思います。
これらの収穫はこれから他の職に移ったとしても役に立ちます。
だから今の仕事に自分を適合させていくことも無駄ではないと考えます。
でも、これも「自分の中の決意」が必要になると思います。
以上が、みんと。さんのコメントに関して私がいえることになります。
今回のご相談者、みんと。さんとは、本当に色々お話し(掲示板でのやりとり)させていただきました。
ヒタチさんも私も、自分の人生の価値観のもっとも確かで深い部分まで立ち返り、お話しさせていただきました。
まさに「寄ってたかってセカンドオピニオン」状態でした。
タロット占い師の範疇を超えたことも申し上げました。そこんところは私の愛情表現と捉えていただければ幸いです。(>みんと。さん)
カードの出方に関しては先述したように今回はヒタチさんと共通する部分が多く、その共通部分こそが今回のご相談内容の問題の
本質であり、同時に糸口であったように思います。占い師としては「カード」の確かさについて改めて実感するという結果であったように思います。
今回は「職」に関してもかなりのお話をさせていただきました。今までの社会はある程度妥協して、ある程度努力すればそれなりの職というのは見つけることができたかもしれません。ですが、今の世の中、それだけでは心から充実感を得られる仕事を得るのは難しいといえます。心の満足どころか食べていくのにも難しいと感じている人は少なくありません。しかし、自分の本質を追究し、なにを喜びとするかということをキチンと認識している人にはチャンスが与えられる世の中になったのだと私は考えています。
「出し惜しみをしない」ということ。そして「工夫すること」を忘れないということがこの世を渡っていく唯一の方法であるような気がしています。これは自分自身を含め、全ての適職・天職を望む人にいえることだと思います。
世の中不況だからこそ「本物」しか生き残れません。人はより本物だけしか求めなくなるのです。これからはどんな業界だってそうなっていくし、既になっています。だったら本物の自分=本質を出さないことにはやっていけないのです。本質でしか勝負できないんです。徐々に世の中がそうなっていっていることは私だけではなく、あちこちで述べられていることなのです。
私は人として生まれてきた以上、世の中で役に立つ能力の一つや二つ、必ず授かって生まれてきていると思います。その人が楽しく、周囲も楽しくいられる「生き方」「仕事」というのが必ず存在するのです。それをどの様に具体化していったらよいのかは、ヒタチさんの前の文で全て表現されています。(ある程度の時間を掛けても良いこと等)
みんと。さんの持つ可能性、底力、それら全てに関して思うところも全くと言っていいほど、ヒタチさんと同じです。(なので省略ー)
ますはご自身を人生の主役としていただきたい。そして過去の傷を癒していただきたい。怒りは怒りとして、悲しみは悲しみとしてそのままを受け止めていただきたい。(ヒタチさんのアドバイスであった通り)そして楽しいと思われることを可能な限りやっていただきたいと思います。(既に色々考えられているようです!)
「楽しい」というエネルギーは更に「楽しい」という物事を引き寄せます。そしたらもっと楽しくなって、もっともっと楽しくなるんです。行けるところまでいってしまうのがいいのです。そしてどんな仕事でも取りあえず今、与えられていることがあるなら「気持ちよい程度の使命感」を持ってやると良い方向へ行きます。今の仕事をがんばるにしても、他の仕事を探すのにがんばるにしても「今」がこの先を作るのには変わりないのですから。
…など、説教くさいことを書いてしまいましたが、私も人生色々模索中の身の上です。共にがんばりましょう。これを読んでくださっている方々で色々な方向性で悩みや不安がある方も共にがんばりましょう。楽しく努力しましょう。楽しく努力する工夫を惜しまないでいましょう。
以上を私のまとめとしたいと思います。
ご相談者としてご協力くださった、みんと。さん
今回はこの様な占い師二人にここまでお付き合いいただき本当に、本当にありがとうございました。
そして、ここまで読んでくださったマニアックな方(いや、失礼。)拙い私の文章を根気よく読んでくださり感謝感激です。
読んでくださった全ての皆様にとって良き「道しるべ」となりますように!
樹実さん、まとめをありがとうございました。
さて、今回のタロット・セカンドオピニオン、長大な内容となってしまいましたが、みなさんはどのような感想を持たれましたでしょうか。わたしはかなり…誤解を生みそうな発言やら表現をたくさんしましたが(笑)舌足らず、かつ不勉強で反省しきりです。お読みになって、不快な印象を持たれた方がいらっしゃったらお詫びを申し上げます。文章ってほんと難しい。。
それでは、年明けをまたいだ第3回タロット・セカンドオピニオン、これにて締めさせて頂きます。どうもありがとうございました!